『Intelligence』第13号目次
■ 特集:日米広報外交とアジアの情報戦 ■
- 真実は最良のプロパガンダ――エドワード・R・マローとJFK施政下の米国文化情報局(USIA) / ナンシー・スノウ(訳:羽生浩一)
- アメリカ情報諮問委員会と心理学者マーク・A・メイ / 土屋由香
- 帝国日本の広報文化外交と東アジア――カーネギー財団主催米国記者団東洋視察に焦点をあてて / 小林聡明
- 張鼓峰事件における日本陸軍の情報活動 / 宮杉浩泰
- “米ソ提携”に日本軍はどう対応したか―― 第二次大戦勃発からソ連軍の満洲侵攻まで / 米濱泰英
■ 特集:占領期メディア再考 ■
- GHQ占領期における「文楽」の変容――「古典」になること / 川崎賢子
- GHQ/SCAPの文化政策と美術――CIE美術記念物課の人事と文化財保護 / 佐藤香里
- 被爆者はどこに行ったのか?――占領下の原爆言説をめぐって / 石川巧
- CCD資料の中での「CCD日報」の価値 / 山本武利
- 占領期CIE情報センターの利用者に関する一考察 / 土屋礼子
一般論文
- 国立国会図書館所蔵検閲関係資料・<特500>資料群に関する基礎的研究 / 牧義之
- 「日曜報知」時代の小野佐世男 / 小野耕世
資料紹介
- 海外での「tsunami」初出について――『HARPER’S WEEKLY』1896年8月8日号における地震津波報道から / 小林宗之